セッション数とは?
セッション数とは、訪問者がそのサイトを閲覧し回遊し離脱するまでを1セッションとして特定期間に計測されるセッション数の合計を意味します。
Aさんが、朝に一度訪問し、夜にまた同じサイトに訪問した場合は、2回としてセッションがカウントされます。
この場合はユーザー数は1でカウントされます。
延べ何回ウェブサイトを訪問されたかを示す数字です。
セッションが切れて新しいセッションとなる場合
セッションは、離脱すればセッションが終了と考えますが、アナリティクスでは以下のようなルールがあります。
30分以上行動がないユーザー
30分以上行動がない場合はタイムアウトになり、その後再び行動した場合は新たなセッションとなるようです。
日付が切り替わる際
例えば2日の23:50に訪問して、3日の0:02分に同一ユーザーが行動した場合、新たなセッションとなるようです。
つまり、そのユーザーは、2日、3日とそれぞれ1セッションずつカウントされます。
特殊なケース
アナリティクス 日本語版公式ブログで以下のようにアナウンスされています。
前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元を経由した場合、影響を受けません。
Google アナリティクスのセッションの定義変更について
競合サイトの集客キーワード調査
検索トラフィックの状況の他、
オーガニック検索キーワードや
検索広告キーワードも把握できます。
ユーザー数とは?
ユーザー数とは、ある一定期間でそのサイトに訪問した固有のユーザー(ユニークユーザーとも言います)の数ですが、その間同一のユーザーが何回訪れようとユーザー数は1となります。
あるサイトの訪問者がAさんのみの日があり、10時、13時、19時に離脱し、合計3回訪れた場合、その日のユーザー数は1、セッション数は3となります。
ブラウザのCookieをもとに算出している為、異なるブラウザ、異なる端末にした場合、別のユーザーとしてカウントされます。
人を指す指標の為、ウェブサイトを利用された人数を確認する際に使用します。
ページビュー(PV)とは?
ブラウザにウェブサイト内のページが表示された回数の事を指します。
ウェブサイトの集客状況を示す指標の一つです。
1回のセッションで4ページ閲覧されるとPVは4加算されます。
セッション数とセットで使用され、1セッションあたりどの程度ページが閲覧されているかを「ページ/セッション」で確認できます。
導線の改善や、コンテンツの質を判断する際に目安とします。
アクセス数という呼び方は、特に明確な定義があるようではなさそうです。
ウェブサイトのプロモーション手段
全てではありませんが、ウェブサイトの集客や目標(CV)を達成する手段としては、次のような施策があります。
リスティング広告
Google広告や、Yahoo!プロモーション等を活用して、検索結果上に特定のキーワードを対象に広告を表示させ、購買意欲の高いユーザーのトラフィックを獲得します。費用は発生しますが、キーワードの意図を正しく把握できていれば、最も効果的な施策となり得ます。トラフィックはGoogleであればPaid Searchとして計測されます。Yahoo!の場合は広告として計測する場合にはキャンペーンパラメータを設定する必要があります。
ディスプレイ広告
Google広告や、Yahoo!プロモーション、YouTube広告、メディア等、ウェブサイト上にバナー広告を表示して流入を増やす施策です。リスティング広告と比べて、認知度向上目的で活用されるケースが多いかもしれません。トラフィックはGoogleであればDisplayとして計測されます。Yahoo!の場合は広告として計測する場合にはキャンペーンパラメータを設定する必要があります。
SEO
GoogleやYahoo!等の検索エンジンの自然検索において、ウェブサイトを改善して検索結果の上位を獲得する事で、トラフィックを獲得していく方法です。
SEOの場合はオーガニック(自然検索)のセッション推移を見ていく事が一般的かもしれません。(このブログの場合はそうしています。)
その他にも売上げや問い合わせに関するCV件数、訪問者にきちんと読まれているか確認する為に、直帰率や滞在時間、PVなども見ています。
このブログはSEOについてのテーマを扱っています。SEOに対して正しい認識を持つ事が大切です。以下の記事ではSEOビギナー向けに検索エンジン最適化で大切なポイントや考え方をまとめています。
SNSマーケティング
TwitterやFacebook、Instagram等を活用して自然流入や広告による流入を増やす施策です。
それぞれのユーザー特性や機能を活かしてトラフィックや信頼を獲得していきます。トラフィックはSocialとして計測されます。
メールマーケティング
登録した顧客やプロダクトに興味のあるユーザーのメールアドレスを取得し、そのメールアドレス宛にプロモーションを行います。トラフィックは何もしていなければDirectとして計測されます。(ブラウザのブックマーク経由の訪問や、直接ブラウザのURL欄にURLを入力して訪問した際もDirectとして計測されます。)
効果的にプロモーションを行う事で以下のようにトラフィックを向上させながら、成果に繋げていくことも可能です。
以下のユーザー登録ページから「はてなブックマーク」のアカウントを作成する事ができます。
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